ITの利便性と高齢者

ITの普及によって私たちの生活は劇的に便利になりましたが、高齢者にとってはITの利便性を享受している層と技術の進歩に適合できない層との二極化が鮮明になっているようです。
ITをスムーズに使いこなす高齢者層は、パソコンを自家薬籠中のもととしてあやつり、メール機能の活用を始めとし、ネットショッピングやネットバンキンク、ネット証券の利用、さらにはブログを開設して日々更新している人々もいます。

また、フェイスブックやツイッターなど、いわゆるSNSにも積極的に参加して老いてもなお、人脈の幅を広げようと言う元気なお年寄りの存在がクローズアップされつつあります。
これらの高齢者は、外出しても病院で診察受け付けの自動化や会計処理でまごつくこともなく、またパスモやスイカで交通機関を縦横無尽に利用して買い物も難なく行い、時代のスピードに適合できる羨ましい高齢者層です。

一方、ITの進歩になかなか適合出来ない高齢者層は、携帯の電話機能を使うことで精一杯と言ったところでしょう。
これだけ日常生活がIT中心で機能していると不便なことも多いと思いますが、本人たちはあまり意識せずに行動しているのかも知れません。

銀行や病院には案内係りの人がいますし、書籍のリアル店舗もまだたくさん見受けられます。
パソコンが操作できなくても、問題なく暮らして行けることも事実です。
データ流出や不正送金などで被害をこうむる心配する必要もないので無理に先端技術に迎合せず、いままで通りの生活を継続して行くことの方が賢明と言えるかも知れません。